永続オブジェクトキャッシュを使用してくださいとは?

ホームページを閲覧するユーザーが快適にホームページを見ることができるようにするために必要な要素として「永続オブジェクトキャッシュ」があります。

永続オブジェクトキャッシュとは、アプリケーションが頻繁に使用するオブジェクトを予めキャッシュといって保存しておくことでユーザーがホームページを閲覧する際に毎回サーバーからデータをロードするのではなく、一時的に保存されたデータを表示することでホームページの表示スピードを高速化する技術です。

プラグインでの対策方法

永続オブジェクトキャッシュを実装するには、WordPressの場合、プラグインを使用するのが一般的です。一般的に使用されるキャッシュプラグインには、W3 Total CacheやWP Super Cache、Redis Object Cacheなど有料または、無料のプラグインが用意されています。

これらのプラグインは、キャッシュされたオブジェクトをデータベースやディスクなどの永続ストレージに保存し、再利用することで、WordPressのパフォーマンスを向上させます。これにより、ウェブページの読み込み時間が短縮され、ユーザー体験が向上します。

プラグインを使用する場合は、プラグインの設定画面でキャッシュの有効期限、キャッシュするオブジェクト、キャッシュの保存先などを設定することができます。また、WordPressのテーマやプラグインによっては、プラグインを使用することなく、自身で永続オブジェクトキャッシュを実装する仕様のものもあります。

ただし、キャッシュの設定や実装には、十分な知識と理解が必要です。誤った設定や実装は、逆にパフォーマンスを低下させる原因となる場合があるため、慎重に行う必要があります。

トータルで対応する方法

永続オブジェクトキャッシュだけでなく、ホームページの表示速度を高速化するには、トータルで対策する必要があります。
たとえば、レイジーロードといったページにまだ表示されていない下の方に設置された画像やプログラミングを必要になるまで読み込まないように設定する必要があります。

映画やドラマの再生速度を1.5倍速にするなど、最近は集中力が短く、時短に対する考え方が変わってきたと言われています。その点、ホームページの表示速度はユーザーにするととても重要な要素となってきています。
当社ではUXを最適化するよう、トータルにホームページの表示速度を考慮して制作するよう心がけています。

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