「お問い合わせがなかなか増えない」「フォームからの申し込みが少ない」と感じたことはありませんか?実は、フォームのちょっとした改善だけでも問い合わせ数はぐっと増やせます。ここでは、中小企業がすぐに実践できるフォーム改善のチェックポイントをまとめました。
フォーム改善の基本ポイント

まずはフォーム全体を見直すときに押さえておきたい基本ポイントです。ここを確認するだけで、無駄な離脱を減らし、問い合わせにつながりやすくなります。
入力項目は必要最低限に
名前・メールアドレス・問い合わせ内容など、必要な項目だけに絞ると途中で離脱されにくくなります。例えば、入力項目が10個以上あると、フォーム離脱率は約50%に跳ね上がるというデータもあります。ユーザー目線で「ここだけ入力すればいい」と思えるシンプルさが大切です。
わかりやすいラベルと説明
専門用語は避け、「電話番号(半角数字)」や「希望日時」のように具体的に書くと迷わず入力してもらえます。また、入力例を示すとさらに安心です。「例:080-1234-5678」のように補足してあげましょう。
送信ボタンは目立たせる
送信ボタンは色や大きさでクリックしやすくするのがポイントです。「送信する」よりも「今すぐ相談する」「無料で資料請求する」など行動がわかる言葉にすると、クリック率が上がります。
エラー表示や確認画面の工夫
入力ミスがあった場合、リアルタイムで「この項目が間違っています」と表示するとストレスが減ります。確認画面も簡潔にし、「送信前に入力内容を確認できます」と安心感を与えるのが効果的です。
スマホ対応は必須
現在はスマホからのアクセスが多いため、画面サイズに合わせて入力しやすいデザインにすることが必須です。指で押しやすいボタンや、縦スクロールで入力できるフォームが理想です。
より問い合わせにつなげる工夫
基本のチェックに加えて、さらに問い合わせ率を上げる工夫も押さえておきましょう。
CTAの位置を複数設置
送信ボタンはページの上、中、下に置くと、どのタイミングでも行動しやすくなります。特に長いLPでは、途中で迷って離脱する人を減らすために必須の工夫です。
入力の手間を減らす
住所自動入力や選択式、チェックボックスを使うと、ユーザーの入力の手間が減ります。手間が少ないフォームほど送信率が高くなるのはデータでも実証済みです。
安心感を与える文章や画像
個人情報の取り扱いについて簡単に明記したり、スタッフ写真を掲載するだけでも信頼感が増します。「この会社なら安心して問い合わせできる」と思ってもらうことが大切です。
問い合わせ後のサンクス画面活用
送信完了画面で「担当者から〇営業日以内にご連絡します」と明記すると、ユーザーが安心して送信できます。加えて、関連サービスや次のステップへの誘導を入れると、問い合わせ後の離脱も防げます。
チェックリスト形式で確認
ここまで紹介したポイントを元に、自社のフォームをチェックしてみましょう。ひとつずつ確認するだけで改善の優先順位が見えてきます。
- 入力項目が多すぎないか
- ラベルや説明がわかりやすいか
- 送信ボタンは目立っているか
- エラー表示は親切か
- スマホで操作しやすいか
- CTAをページ内で複数配置しているか
- 入力の手間を減らす工夫があるか
- 安心感を与える文章や画像があるか
- 送信後のサンクス画面で安心を伝えているか
まとめ
お問い合わせフォームは、ちょっとした改善で反応が大きく変わります。今回のチェックリストを使って、自社のフォームを一つずつ確認し、入力のしやすさや安心感を高める工夫を加えることで、問い合わせ数アップにつなげられます。迷ったら専門家に相談して最適化するのもおすすめです。
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